シトロネラ精油(ジャワ)
IFRAスタンダードでは、洗い流す石けんにこの精油を1.7 %まで配合できます。この上限は、含まれるMethyl eugenolによって決まっています。
石けんでのIFRAの上限
規制対象の成分(IFRAの附属書にある標準的な含有率):
- Citronellal
- 36 %
- Geraniol
- 22 %
- dl-Citronellol
- 11 %
- Citronellyl acetate
- 3 %
- Eugenol
- 0.9 %
- Citral
- 0.8 %
- Methyl eugenol
- 0.1 %
- Farnesal
- 0.01 %
標準的な含有率から計算しています。手元のロットについての仕入先の証明書が優先され、従うべきはその数値です。
ブレンドをIFRAの上限と照合し、アレルゲンを一覧にするには、香料・アレルゲンチェックを使ってください。
石けんの中での精油の振る舞いと使用量については、石けんの香り付けをご覧ください。
名称と表示
Cymbopogon Winterianus Herb Oil
- 学名
- Cymbopogon winterianus
- CAS
- 91771-61-8
- EC
- 294-954-7
EUはこの精油そのものを表示すべきアレルゲンとして指定していませんが、含まれる成分の一部は該当する場合があります。香料アレルゲンのツールで、レシピごとに計算できます。
どんな精油か、石けんの中でどう振る舞うか
シトロネラ精油(ジャワ型)は、主にジャワ島と台湾で栽培される背の高いイネ科の草、Cymbopogon winterianusの葉を水蒸気蒸留して得られます。約三分の一がシトロネラール、五分の一がゲラニオールで(SCCS)、バラのようなニュアンスを帯びた、爽やかでレモンのような草の香りです。シトロネラキャンドルの香りです。
古くからある石けんの香りです。1908年にSimmons and Appletonは、安価な石けんの香り付けに非常に広く使われていると書いています。Faiolaはシトロネラをコールドプロセスでも問題なく使える精油に挙げ、Cableはペパーミントやレモングラスと合わせて油脂の1.5%で使っています。このページのIFRAの数値が上限です。
石けんの本ではキャンプ用のシトロネラ石けんが紹介されていますが、石けんは洗い流すものであり、虫よけになる石けんはありません。Cavitchはシトロネラを、人によっては肌を刺激することがある精油に挙げています。
出典
各数値の根拠となる引用と各出典の注記は、英語のページに出典の原文のまま掲載しています。翻訳した引用は元の文書と照合できないためです。
- CosIng, the cosmetic ingredient database: CYMBOPOGON WINTERIANUS HERB OIL, European Commission
- Opinion on fragrance allergens in cosmetic products (SCCS/1459/11), Scientific Committee on Consumer Safety, European Commission (2012)
- W. H. Simmons and H. A. Appleton, The Handbook of Soap Manufacture, Scott, Greenwood & Son (1908)
- Anne-Marie Faiola, Soap Crafting, Storey Publishing (2013)
- Kelly Cable, The Natural Soap Making Book for Beginners, Althea Press (2017)
- Susan Miller Cavitch, The Natural Soap Book, Storey Publishing (1995)