soapformulator
JA
計算ツール

液体石けんの希釈

カリ石けんのペーストを目的の濃度にするために加える水の量を計算します。ペーストには加熱工程の水がすでに含まれているため必要な量は見た目ではわからず、また希釈は元に戻せません。

入力

手元のペースト
加熱後に、実際にあるペーストを量ってください。蒸気で水分が飛んでいれば、入れた材料の合計より軽くなります。
量った重さではなく純分です。純度90%のフレークを211 g量った場合、KOHは190 gです。
希釈
仕上がった液体石けんの多くは15〜25%です。

ペースト、油脂、苛性カリ、目標濃度を入力してください

結果

計算式とその出典
solids            = oils + pure KOH          # mass is conserved in saponification
paste %           = solids ÷ paste × 100
diluted total (g) = solids ÷ (target ÷ 100)
water to add (g)  = diluted total − paste
  • Conservation of mass in saponification: the soap and glycerol formed weigh exactly what the fat and hydroxide weighed. Solids in a paste are therefore taken as oils + pure lye; the remainder is water.
  • Failor, Catherine. Making Natural Liquid Soaps. Storey Publishing, 2000. Paste method, dilution ratios and sequestering.

入れすぎずに希釈する方法

ペーストを量って目標を計算し、水の大部分を熱いうちに加えて(沸騰したお湯でもかまいません)、そのまま置いておきます。ペーストが溶けるには何時間もかかり、その間はほとんどずっと濃いままに見えます。水を足すかどうかは、翌日まで待ってから判断してください。

水の最後の1割は取っておきます。石けんが思ったより薄くなってしまうと、もう1バッチ作るしか手がありませんが、少し濃いだけなら30秒で直せます。

加熱のときだけでなく、希釈にも精製水を使ってください。液体石けんは固形石けんよりも水道水のミネラルをずっとよく溶かすため、硬水は濁りとなって現れます。

濁りが消えないとき

濁りの多くは、アルカリと反応しなかった油脂です。原因は、鹸化が終わっていないペースト、液体石けんの通常の0〜3%を超えるスーパーファット、純度90%の水酸化カリウムのフレークに純度100%と入力したこと、などです。加熱時間を延ばし、計算ツールで数値を確認してください。水道水を使ったときに出るかすみは、硬水による石けんかすです。クエン酸ナトリウムなどのキレート剤を加えた精製水で希釈してください。ホウ砂は緩衝剤であってキレート剤ではなく、EUと英国では化粧品への使用が禁止されています。ホウ砂もキレート剤も、過剰な油脂は解決しません。

とろみをつける

希釈した石けんは本来さらさらしています。塩はオレイン酸の多い石けんにはよくとろみをつけますが、ココナッツオイルの多い石けんにはほとんど効きません。また、ピークを過ぎると、塩を加えるほど石けんは再び薄くなります。20%の塩水を1 gずつ加え、加えても変わらなくなったら止めてください。

よくある質問

ちょうどよく見えるまで水を足すだけではいけないのですか?

それでもかまいませんし、そうしている人も大勢います。先に計算しておく理由は、希釈には数分ではなく数時間かかるからです。真夜中に濃すぎるように見えたペーストが、朝にはちょうどよく希釈されていることはよくあり、その間に加えた水は取り除けません。目標の重さがわかっていれば、どこで止めればよいかがわかります。

ペーストの石けん固形分には何が含まれますか?

油脂と、水酸化カリウムの純分の合計です。鹸化では質量が保存されます。できあがる石けんとグリセリンの重さは、反応前の油脂と水酸化物の重さとまったく同じで、どちらも鍋の中に残ります。つまり固形分は油脂と苛性カリの合計で、ペーストのそれ以外の重さは水です。グリセリンを分けて計算することもできますが、加える水の量の計算には影響しません。

どのくらいの濃度を目指せばよいですか?

仕上がった液体石けんの多くは、石けん分15〜25%に収まります。約15%を下回ると水っぽくなり、防腐剤の必要性がより高まります。約30%を超えると注げなくなります。まず20%で作って1週間使ってみて、次のバッチで調整してください。

希釈した石けんが濁るのはなぜですか?

多くの場合、スーパーファットが原因です。鹸化されなかった油脂は仕上がった石けんに溶けず、濁りや分離した層となって現れるため、液体石けんは通常スーパーファット0〜3%で作ります。硬水が原因のこともあります。そのため、加熱だけでなく希釈にも精製水を使う価値があります。

このツールを評価

アカウントは不要です。保存するのは星の数だけで、評価した人については何も記録しません。

評価

あわせて使う

すべてのツール

新しい機能の公開をお知らせします

新しい機能を公開したときに、短いお知らせを送ります。ニュースレターも売り込みもなく、1クリックで停止できます。