材料
このサイトのレシピで使う材料には、それぞれページがあります。どんなものか、どう振る舞うか、どう扱うか、そしてそれぞれの情報の出典を載せています。
苛性ソーダと水
水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)水酸化ナトリウムは、油脂を固形石けんとグリセリンに変える強アルカリです。計算したレシピどおりに量れば反応で使い切られますが、それまでは皮膚や目を腐食するため、購入、取り扱い、保管、廃棄のどれにも注意が必要です。
水酸化カリウム(苛性カリ)水酸化カリウムは、液体石けん、軟石けん、クリームソープを作るアルカリで、苛性ソーダと苛性カリを併用するレシピのカリウム分にも使います。ふつう純度約90%のフレークとして売られているため、計算ツールで純度を設定する必要があります。腐食性は水酸化ナトリウムとまったく変わりません。
精製水(蒸留水)蒸留水や脱イオン水は、溶けているミネラルを取り除いた水で、苛性ソーダを溶かしたり液体石けんを薄めたりするのに使います。固形石けんのレシピでは、水道水に含まれるミネラルによって失われる石けんはごくわずかですが、液体石けんや透明石けんでは濁りの原因になり、酸敗によるオレンジスポットを早める微量金属を持ち込むこともあります。
製法によって使う補助材料
- イソプロピルアルコール
91〜99%のイソプロピルアルコールは、流し込んだばかりの石けんに霧吹きすると表面の気泡を消し、MPソープの層同士をくっつきやすくします。ソーダアッシュを防ぐ目的でも広く使われています。引火性が高いので、火や熱い面から十分に離してスプレーします。
- 炭酸ソーダ(炭酸ナトリウム)
洗濯ソーダは炭酸ナトリウムで、苛性ソーダよりはるかに弱いアルカリです。洗濯用に粉末またはソーダ結晶として売られています。石けん作りでは、削った石けんと混ぜて粉末洗剤にします。油脂を石けんに変えることはできず、できたての石けんの表面にできた場合は、ソーダアッシュと呼ばれる白い粉吹きになります。
- フェノールフタレイン
フェノールフタレインは酸塩基指示薬で、アルコール溶液として売られており、約pH 8.2以上でピンク色に変わります。石けん作りでは、サンプルに一滴垂らして遊離アルカリがないかを見ます。EUでは発がん性物質に分類されているため、実験用試薬として扱い、製品には入れません。
- ミネラルオイル(流動パラフィン)
ミネラルオイルは石油から得られる液体炭化水素を精製した混合物で、チューブ型、パイプ型、硬いプラスチック型から石けんを外しやすくするために薄く塗って使います。鹸化しないので石けんの油脂ではなく、計算ツールにも載っていません。