クローブリーフ精油
IFRAスタンダードでは、洗い流す石けんにこの精油を1.7 %まで配合できます。この上限は、含まれるMethyl eugenolによって決まっています。
石けんでのIFRAの上限
規制対象の成分(IFRAの附属書にある標準的な含有率):
- Eugenol
- 85.3 %
- Isoeugenol
- 0.1 %
- Methyl eugenol
- 0.1 %
標準的な含有率から計算しています。手元のロットについての仕入先の証明書が優先され、従うべきはその数値です。
ブレンドをIFRAの上限と照合し、アレルゲンを一覧にするには、香料・アレルゲンチェックを使ってください。
石けんの中での精油の振る舞いと使用量については、石けんの香り付けをご覧ください。
名称と表示
Eugenia Caryophyllus Leaf Oil
- 学名
- Syzygium aromaticum
- CAS
- 8015-97-2, 8000-34-8, 84961-50-2
- EC
- 284-638-7
EUはこの精油そのものを香料アレルゲンとして指定しています(規則(EU)2023/1545、附属書III、項目356)。洗い流す製品では、0.01%を超えるとラベルに名称を記載します。
どんな精油か、石けんの中でどう振る舞うか
クローブリーフ精油はチョウジノキの葉を水蒸気蒸留して得られ、最大の輸出国はマダガスカルです。その多くは小規模で簡素な蒸留器で作られています(Danthuら)。大部分がオイゲノールで(EFSA)、長らく最も安価な天然のオイゲノール源でした(FAO)。クローブバッドより鋭く薬っぽい香りで、甘さは控えめです。
Faiolaはクローブリーフをコールドプロセスでも問題なく使える精油に挙げていますが、クローブを皮膚刺激物として控えめに使うようにとも述べています。Cavitchは、クローブができたての石けん生地を過剰に反応させると警告しています。ライトトレースの段階で手で混ぜて加えてください。書籍ではクローブを少量にとどめており、油脂一ポンドあたり小さじ一杯程度、つまり約1%(Grosso)、または0.7〜1.3%(Cable)で、たいていオレンジやシナモンリーフと合わせています。このページのIFRAの数値が上限です。
SCCSは、リーフ、バッドを問わずクローブ精油を特に懸念されるアレルゲンに数えています。猫はオイゲノールのようなフェノール類に特に敏感です(Merck Veterinary Manual)。
この精油を使うレシピ
出典
各数値の根拠となる引用と各出典の注記は、英語のページに出典の原文のまま掲載しています。翻訳した引用は元の文書と照合できないためです。
- CosIng, the cosmetic ingredient database: EUGENIA CARYOPHYLLUS LEAF OIL, European Commission
- Commission Regulation (EU) 2023/1545 amending Regulation (EC) No 1223/2009 as regards labelling of fragrance allergens in cosmetic products, European Commission
- Danthu and colleagues, Le giroflier de Madagascar : une introduction réussie, un avenir à construire, Bois et Forêts des Tropiques 320, CIRAD (2014)
- EFSA FEEDAP Panel, Safety and efficacy of feed additives consisting of essential oils derived from the flower buds or the leaves of Syzygium aromaticum (clove bud oil and clove leaf oil), EFSA Journal (2023)
- J. J. W. Coppen, Flavours and fragrances of plant origin (Non-Wood Forest Products 1), Food and Agriculture Organization of the United Nations (1995)
- Anne-Marie Faiola, Soap Crafting, Storey Publishing (2013)
- Susan Miller Cavitch, The Natural Soap Book, Storey Publishing (1995)
- Alicia Grosso, The Everything Soapmaking Book, 3rd edition, Adams Media (2013)
- Kelly Cable, The Natural Soap Making Book for Beginners, Althea Press (2017)
- Opinion on fragrance allergens in cosmetic products (SCCS/1459/11), Scientific Committee on Consumer Safety, European Commission (2012)
- Kia Benson, Toxicoses From Essential Oils in Animals, Merck Veterinary Manual, Merck & Co. (2025)