カルダモン精油
IFRAの附属書にある規制対象物質のうち、洗い流す石けんでこの精油を制限するものはありません。
石けんでのIFRAの上限
石けんではIFRAの上限なし
規制対象の成分(IFRAの附属書にある標準的な含有率):
- Geraniol
- 1 %
- Citral
- 0.5 %
標準的な含有率から計算しています。手元のロットについての仕入先の証明書が優先され、従うべきはその数値です。
ブレンドをIFRAの上限と照合し、アレルゲンを一覧にするには、香料・アレルゲンチェックを使ってください。
石けんの中での精油の振る舞いと使用量については、石けんの香り付けをご覧ください。
名称と表示
Elettaria Cardamomum Seed Oil
- 学名
- Elettaria cardamomum
- CAS
- 8000-66-6, 85940-32-5
- EC
- 288-922-1
EUはこの精油そのものを表示すべきアレルゲンとして指定していませんが、含まれる成分の一部は該当する場合があります。香料アレルゲンのツールで、レシピごとに計算できます。
どんな精油か、石けんの中でどう振る舞うか
カルダモン精油は、カレーや北欧の焼き菓子に使われるスパイス、グリーンカルダモン(Elettaria cardamomum)の種子を水蒸気蒸留して得られます(Grosso)。最大の生産国はグアテマラで、次いでインドです(EFSA)。香りは、1,8-シネオールと酢酸α-テルピニルにより、最初はユーカリのように爽やかで、その後甘くスパイシーになります(ISO 4733)。
参照している書籍には、コールドプロセスでのカルダモンについての記述がほとんどありません。Grossoは名前を挙げていますが、どの書籍のレシピにも使われていません。未検証の精油として扱ってください。着色料を入れた後のライトトレースで加え、まずは油脂454 g(1 lb)以下のバッチで試してください(Faiola)。Fisherの一般的な出発点は油脂の3.1〜4.4%で、このページのIFRAの数値が上限です。
他のテルペンを多く含む精油と同様に空気中で酸化し、酸化したテルペンはより強い皮膚感作性物質になるため(SCCS)、涼しい場所で、瓶の中の空気を少なくし、しっかりふたを閉めて保管してください。
この精油を使うレシピ
出典
各数値の根拠となる引用と各出典の注記は、英語のページに出典の原文のまま掲載しています。翻訳した引用は元の文書と照合できないためです。
- CosIng, the cosmetic ingredient database: ELETTARIA CARDAMOMUM SEED OIL, European Commission
- Alicia Grosso, The Everything Soapmaking Book, 3rd edition, Adams Media (2013)
- EFSA FEEDAP Panel, Safety and efficacy of an essential oil from Elettaria cardamomum (L.) Maton when used as a sensory additive in feed for all animal species, EFSA Journal (2019)
- ISO 4733:2004, oil of cardamom, International Organization for Standardization (2004)
- Anne-Marie Faiola, Soap Crafting, Storey Publishing (2013)
- David Fisher, The Complete Photo Guide to Soap Making, Creative Publishing International (2018)
- Opinion on fragrance allergens in cosmetic products (SCCS/1459/11), Scientific Committee on Consumer Safety, European Commission (2012)