ジンジャー精油
IFRAスタンダードでは、洗い流す石けんにこの精油を42.85 %まで配合できます。この上限は、含まれるCitralによって決まっています。
石けんでのIFRAの上限
規制対象の成分(IFRAの附属書にある標準的な含有率):
- Citral
- 2.8 %
- Geraniol
- 0.5 %
- Citronellal
- 0.4 %
- Farnesal
- 0.2 %
標準的な含有率から計算しています。手元のロットについての仕入先の証明書が優先され、従うべきはその数値です。
ブレンドをIFRAの上限と照合し、アレルゲンを一覧にするには、香料・アレルゲンチェックを使ってください。
石けんの中での精油の振る舞いと使用量については、石けんの香り付けをご覧ください。
名称と表示
Zingiber Officinale Root Oil
- 学名
- Zingiber officinale
- CAS
- 8007-08-7
EUはこの精油そのものを表示すべきアレルゲンとして指定していませんが、含まれる成分の一部は該当する場合があります。香料アレルゲンのツールで、レシピごとに計算できます。
どんな精油か、石けんの中でどう振る舞うか
ジンジャー精油は、主に中国、インド、西アフリカで栽培されるショウガ(Zingiber officinale)の根茎を(ISO 16928)、通常は乾燥させてから水蒸気蒸留して得られます(EFSA)。主成分はα-ジンギベレンで、生のショウガより乾燥ショウガに近い、温かくウッディで、ややレモンのような香りです。
Cableはジンジャーをベースノートに数え、オレンジとシナモンリーフを合わせたスパイシーなブレンドで油脂の1.3%で使っています。Fisherはジンジャーをスパイス系の香りに分類しています。Grossoは、多量に使うと肌を刺激することがあるため少量を勧めています。このページのIFRAの数値が上限です。
ジンジャーは柑橘とスパイスの香りをうまくつなぎます。他のテルペンを多く含む精油と同様に空気中で酸化し、酸化したテルペンはより強い皮膚感作性物質になるため(SCCS)、涼しい場所で、瓶の中の空気を少なくし、しっかりふたを閉めて保管してください。
この精油を使うレシピ
出典
各数値の根拠となる引用と各出典の注記は、英語のページに出典の原文のまま掲載しています。翻訳した引用は元の文書と照合できないためです。
- CosIng, the cosmetic ingredient database: ZINGIBER OFFICINALE ROOT OIL, European Commission
- ISO 16928:2014, essential oil of ginger, International Organization for Standardization (2014)
- EFSA FEEDAP Panel, Safety and efficacy of essential oil, oleoresin and tincture from Zingiber officinale Roscoe when used as sensory additives in feed for all animal species, EFSA Journal (2020)
- Kelly Cable, The Natural Soap Making Book for Beginners, Althea Press (2017)
- David Fisher, The Complete Photo Guide to Soap Making, Creative Publishing International (2018)
- Alicia Grosso, The Everything Soapmaking Book, 3rd edition, Adams Media (2013)
- Opinion on fragrance allergens in cosmetic products (SCCS/1459/11), Scientific Committee on Consumer Safety, European Commission (2012)