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石けん作りでの比較

石けん作りでのババスオイルとパーム核油の比較

どちらもヤシの核から採れるラウリン酸系の油脂で、ババスオイルはブラジルのヤシから、パーム核油はアブラヤシから採れます。石けんでの性質も近く、下の石けんではどちらを使っても、INS値以外のすべての項目で差は一ポイント以内です。ババスオイルならパーム不使用の石けんにできますが、パーム核油ではできません。必要な苛性ソーダの差は2.2%なので、置き換えたら計算し直してください。

ババスオイル パーム核油 他の油脂とも比較する

ババスオイル パーム核油

公表値

ババスオイルパーム核油
鹸化価, mg KOH/g245–256230–254 (代表値 245)
計算ツールで使う値, mg KOH/g250.5 (中間値)245.0 (代表値)
鹸化価(NaOH換算), g/g0.17860.1747
ヨウ素価, g I₂/100 g10–1814.1–21
INS値(鹸化価 − ヨウ素価)237227
融点, °C——
不けん化物, %≤ 1.2≤ 1
石けんのラベルでの表示名Sodium BabassuateSodium Palm Kernelate

それぞれ単独で使った場合

ババスオイルパーム核油一般的な範囲
硬さ797629–54
洗浄力676612–22
コンディショニング191844–69
泡立ち676614–46
クリーミーな泡131016–48

1種類のオイルの硬さ、洗浄力などの値は、計算ツールがレシピについて表示するのと同じ計算を、そのオイル1種類に当てはめたものです。そのオイルがブレンドにもたらすものを説明しますが、そのオイルだけで作った石けんの使い心地を予測するものではありません。

一方をもう一方に置き換えた場合

同じ重さなら、パーム核油に必要な苛性ソーダはババスオイルより2.2%少なくなります。 油脂1 kgをスーパーファット5%で作る場合、水酸化ナトリウムはババスオイルで169.6 g、パーム核油で165.9 gです。

下の石けん(この油脂が油脂全体の25%を占める)で、一方に合わせて苛性ソーダを量り、計算し直さずにもう一方を入れると、スーパーファットは次のように変わります:

苛性ソーダを量った油脂使った油脂スーパーファット
ババスオイルパーム核油4.4 %計算し直す
パーム核油ババスオイル5.6 %計算し直す

スーパーファットは、苛性ソーダが鹸化せずに残す油脂の割合で、ここでは5%で設定しています。0を下回ると、油脂が反応できる量より苛性ソーダが多くなります。実際に手元にある油脂を苛性ソーダ計算ツールに入れれば、その油脂に合わせた苛性ソーダの量を計算します。

どちらかで作った同じ石けん

この石けん:どちらか一方を25%、スーパーファット5%、油脂1,000 g。 残り:オリーブオイル50%、シアバター20%、ひまし油5%。

ババスオイルを使用パーム核油を使用一般的な範囲
水酸化ナトリウム(g)137.6136.7
硬さ373729–54
洗浄力171712–22
コンディショニング616144–69
泡立ち212114–46
クリーミーな泡252416–48
ヨウ素価616141–70
INS値143140136–165
リノール酸とリノレン酸(%)8.98.5

ババスオイルを使った石けんを開く パーム核油を使った石けんを開く

脂肪酸組成

脂肪酸ババスオイルパーム核油
カプリル酸 C8:0 5.0 (2.6–7.3) 4.3 (2.4–6.2)
カプリン酸 C10:0 4.4 (1.2–7.6) 3.8 (2.6–5)
ラウリン酸 C12:0 47.5 (40–55) 50.0 (45–55)
ミリスチン酸 C14:0 19.0 (11–27) 16.0 (14–18)
パルミチン酸 C16:0 8.1 (5.2–11) 8.3 (6.5–10)
ステアリン酸 C18:0 4.6 (1.8–7.4) 2.0 (1–3)
オレイン酸 C18:1 14.5 (9–20) 15.5 (12–19)
リノール酸 C18:2 4.0 (1.4–6.6) 2.3 (1–3.5)

計算ツールが各油脂に使っている値(脂肪酸全体に対する%)。括弧内は公表範囲です。

ババスオイルを使ったレシピ

パーム核油を使ったレシピ

ガイド

その他の比較

数値の出典

各数値の根拠となる引用と各出典の注記は、英語のページに出典の原文のまま掲載しています。翻訳した引用は元の文書と照合できないためです。