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JA
マイルドな石けん

ココナッツ不使用・オーツ麦とカモミールの石けん

オーツ麦の細かな粒が入り、オーツ麦の穂のスタンプが一つずつ押された、やわらかなクリーム色の石けん四個。濃い青の背景に、乾燥カモミールの花を入れたボウルと、ひとすくいの細かいオーツ麦粉と並んでいる

ココナッツオイル、パーム油、パーム核油を使わない、マイルドな無香料の石けん。カモミールを漬け込んだオリーブポマスオイルに、シアバターとひまし油を少し加え、トレースの段階でコロイダルオートミールとベントナイトクレイを混ぜ込みます。ココナッツを避けている人や、とにかくやさしい石けんが欲しい人のための石けんです。

難易度
初級
製法
コールドプロセス(CP法)
バッチ
油脂1000 g 約1428 gの石けん生地
作業時間
1時間15分
熟成
8週間
ジェル化
どちらでも ジェル化してもしなくてもよい
計算ツールで開く

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マイリスト

用意するもの

油脂1000 g分(1.5リットルのローフ型がいっぱいになる量)。液体も含め、すべて重さで量ります。

オリーブポマスオイル(精製・ブレンド) · 92.0 % 920 g 32.45 oz
シアバター · 5.0 % 50 g 1.76 oz
ひまし油 · 3.0 % 30 g 1.06 oz
水酸化ナトリウム(NaOH) · 苛性ソーダ、純度100% 126.7 g 4.47 oz
精製水 · 207 gで濃度38 %の苛性ソーダ水溶液を作り、45 gは取り分けておく 251.9 g 8.89 oz
カモミールの花(乾燥) · 一日以上前にオリーブポマスオイルのうち970 gに漬け込み、花はこして取り除く 7 g 0.25 oz
乳酸ナトリウム(60%溶液) · 小さじ2, 苛性ソーダ水溶液が少し冷めてから混ぜ入れる。やわらかいこの石けんを型から出しやすくする 13.1 g 0.46 oz
ベントナイトクレイ · 大さじ1, 苛性ソーダ用から取り分けたレシピの水45 gでペースト状に溶く 11.7 g 0.41 oz
コロイダルオートミール · 大さじ4, 先にレシピの油脂のうち約30 gに泡立て器で混ぜ込む 24 g 0.86 oz
スーパーファット
5 %
温度
油脂と苛性ソーダ水溶液をそれぞれ35〜43 °C(95〜110 °F)、49 °C(120 °F)は決して超えない

計算ツールで分量や配合を変更する

作り方

  1. オイルに漬け込む

    一日以上前に、乾燥カモミールの花7 gとオリーブポマスオイル970 gを耐熱ボウルに入れ、ごく弱く沸騰させた湯を張った鍋にのせます。ときどき混ぜながらオイルを約50 °C(122 °F)に二時間保ち、それより熱くなったらそのつどボウルを湯から上げます。約55 °C(131 °F)を超えると花が焦げ、オイルが茶色くなります。
  2. こす

    ガーゼを敷いたざるでオイルをこし、花を押してオイルを絞ります。920 gを量り取り、足りなければ何も漬けていないポマスオイルで補います。当日まで、ふたをして冷蔵庫に入れておきます。
  3. 準備する

    保護ゴーグル、ニトリル手袋、長袖を身につけ、窓を開けるか換気扇を回し、子どもとペットを部屋に入れないでください。ローフ型にシートを敷き、四日間そのまま置いておける平らな場所に置きます。
  4. すべて量る

    漬け込んだオイル920 gを石けん作り用の鍋に、シアバター50 gとひまし油30 gを小鍋に量ります。精製水251.9 gを耐熱の計量カップに量り、そのうち45 gをクレイ用にカップに取り分けます。続いて水酸化ナトリウム126.7 gを乾いた容器に量ります。
  5. クレイを溶く

    取り分けた水のカップに、ベントナイトクレイ大さじ1(11.7 g)を少しずつ混ぜ入れてなめらかにします。作業している間、膨らんでやわらかいペースト状になるまで置いておきます。
  6. 苛性ソーダ水溶液を作る

    開けた窓のそばか換気扇の下で、水酸化ナトリウムを残りの水にゆっくり注ぎ、透明になるまで混ぜます。逆に苛性ソーダに水を注ぐことは絶対にしないでください。水の一部を取り分けているため、いつもより少し濃く、熱くなります。数分たったら乳酸ナトリウム小さじ2(13.1 g)を混ぜ入れ、ラベルを付けて手の届かない場所に置いて冷まします。
  7. 油脂を溶かして合わせる

    シアバターとひまし油をごく弱火で溶かし、漬け込んだオイルに注ぎます。油脂を約30 g小さなカップに取り、コロイダルオートミール大さじ4(24.3 g)を泡立て器で混ぜ込みます。
  8. ゆるいトレースまで混ぜる

    油脂と苛性ソーダ水溶液がそれぞれ35〜43 °C(95〜110 °F)になったら、苛性ソーダ水溶液をスティックブレンダーの軸に沿わせて油脂に注ぎます。ゆるいカスタードのようになるまで、短く回しては混ぜます。オリーブオイルがこれだけ多いと、数分かかることがあります。
  9. オーツ麦とクレイを加える

    オイルに溶いたオートミールとクレイのペーストを全部加え、ダマや筋がなくなるまで短く回します。オーツ麦で生地に少しとろみがつき、これほどやわらかい石けんには助けになります。
  10. 型に流して覆う

    型に流し込み、作業台に軽く打ちつけて空気を抜き、表面をならします。クッキングシートと薄手のタオルをかけて一日置きます。
  11. 型から出してカットする

    三〜四日後、ローフが固くなって型の側面から離れたら、手袋をはめて型から出し、約2.5 cm(1 in)の厚さに切ります。指で押してまだへこむようなら、もう一日待ちます。
  12. スタンプを押す(お好みで)

    切ってから一日以内、石けんがまだやわらかいうちに、各石けんの上面にソープスタンプを当て、ゴムハンマーでしっかりたたいて約1 mm(1/16 in)の深さに押します。
  13. 八週間熟成させる

    乾燥した風通しのよい部屋に石けんを立てて置き、数日ごとに向きを変えます。はじめはやわらかくぬるぬるしていますが、八週間たつと固くなって長持ちするようになり、オリーブオイルの多い石けんの例にもれず、その後も何か月もかけてよくなっていきます。

コツ

  • ココナッツオイルもパーム核油も入っていないので、大きな泡をすばやく立てる成分がなく、泡は控えめでクリーミーです。計算ツールでも洗浄力は0になります。マイルドさはそこから来ています。
  • カモミールは香りをつけるのではなく、石けんを温かみのあるクリーム色に染めます。キク科の植物なので、ヒナギクやブタクサにアレルギーがある人は、まず肌の狭い範囲で試してください。オーツ麦に反応する人も同様です。
  • ポマスオイルはほかのオリーブオイルよりトレースが早く、これほどやわらかい生地には好都合です。代わりにバージンや精製のオリーブオイルを使う場合は、計算ツールで「オリーブオイル」を選んでください。必要な苛性ソーダが少し増え、ポマスオイルの126.7 gに対して128.2 gになります。
  • ベントナイトは水を吸って膨らみます。ゆっくり混ぜ入れ、数分置いてください。ダマのある液を入れると、石けんに硬い粒が残ります。

この石けんを作る理由

ココナッツオイルを避けている人や、できるだけマイルドな石けんを作りたい人のための石けんです。ココナッツオイル、パーム油、パーム核油を使わないので、当サイトの指標では洗浄力0、コンディショニング80となり、カスティール石けんによく似た、控えめでクリーミーな泡でとてもやさしく洗えます。乾燥肌や敏感肌には刺激の少ない無香料の洗浄料を使うよう勧める皮膚科医の助言に従い、香りはつけていません。ここで加える材料の中で最も根拠があるのはコロイダルオートミールで、米国FDAは洗い流さない製品での皮膚保護剤として認めています。ただし、石けんは一分もしないうちに洗い流されます。カモミールは伝統的な趣とクリーム色を添えますが、その評判はハーブの伝統に基づくものです。注意点もあります。この石けんは何週間もやわらかくぬるぬるしていて、いちばんよくなるのは八週間後です。また、カモミールはキク科なので、ブタクサやヒナギクにアレルギーがある人は、まず小さなかけらで試してください。

出典:

この種類の石けんについて、伝統、作り手の経験、研究がそれぞれ何を伝えているかを、どれにあたるかを明記して紹介しています。医学的な助言ではありません。また、皮膚の病気を治す石けんはありません。皮膚の病気がある場合は、医師または薬剤師に相談してください。

数値から分かること

  • パルミチン酸 12.9 %
  • ステアリン酸 4.7 %
  • リシノール酸 2.7 %
  • オレイン酸 66.0 %
  • リノール酸 11.7 %
  • その他 2.5 %

飽和:不飽和 18 : 82

硬さ 18 目安より低い 29–54
洗浄力 0 目安より低い 12–22
コンディショニング 80 目安より高い 44–69
泡立ち 3 目安より低い 14–46
クリーミーな泡 20 16–48

上の油脂の脂肪酸組成から計算しています。範囲は石けん作りの世界で定着した目安であり、化学ではありません。範囲から外れた石けんが間違っているわけではありません。

ガイドから

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この配合の根拠

以下の出典付きの注記と、引用している文書のタイトルは原文の言語のまま掲載しています。翻訳した引用では文書を探せず、翻訳した技術的な要約は、もはや文書と照合した要約ではなくなるためです。

Adapted from Anne-Marie Faiola's unscented oatmeal soap, keeping her oils and her 5 % superfat: 92 % olive pomace oil infused with chamomile, 5 % shea butter and 3 % castor oil, with colloidal oatmeal and bentonite clay at trace and sodium lactate in the lye. The clay is mixed with water held back from the recipe instead of extra water, the lye solution is 33 %, and the soap is cast in a loaf rather than cups.

配合はAnne-Marie Faiola『Pure Soapmaking』 (Storey Publishing, 2016)をもとにアレンジしたものです。作り方と注記は当サイトによるものです。

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