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石けん作りでの比較

石けん作りでのひまわり油とハイオレイックひまわり油の比較

同じ種子を、別の油が採れるように品種改良したものです。Codex規格では、普通のひまわり油はリノール酸が48.3〜74%で、柔らかく早く酸敗する石けんになります。ハイオレイック種はオレイン酸が75%以上で、ずっと長持ちします。下の石けんでは、置き換えによってリノール酸とリノレン酸の合計が18.5%から8.1%に、ヨウ素価が68から59に変わります。どちらも成分表示名は同じなので、手元の油がどちらかは仕入先の規格書でしかわかりません。

ひまわり油 ハイオレイックひまわり油 他の油脂とも比較する

ひまわり油 ハイオレイックひまわり油

公表値

ひまわり油ハイオレイックひまわり油
鹸化価, mg KOH/g188–194182–194
計算ツールで使う値, mg KOH/g191.0 (中間値)188.0 (中間値)
鹸化価(NaOH換算), g/g0.13620.1340
ヨウ素価, g I₂/100 g118–14178–90
INS値(鹸化価 − ヨウ素価)62104
融点, °C——
不けん化物, %≤ 1.5≤ 1.5
石けんのラベルでの表示名Sodium SunflowerseedateSodium Sunflowerseedate

それぞれ単独で使った場合

ひまわり油ハイオレイックひまわり油一般的な範囲
硬さ11829–54
洗浄力0012–22
コンディショニング889344–69
泡立ち0014–46
クリーミーな泡11816–48

1種類のオイルの硬さ、洗浄力などの値は、計算ツールがレシピについて表示するのと同じ計算を、そのオイル1種類に当てはめたものです。そのオイルがブレンドにもたらすものを説明しますが、そのオイルだけで作った石けんの使い心地を予測するものではありません。

一方をもう一方に置き換えた場合

同じ重さなら、ハイオレイックひまわり油に必要な苛性ソーダはひまわり油より1.6%少なくなります。 油脂1 kgをスーパーファット5%で作る場合、水酸化ナトリウムはひまわり油で129.4 g、ハイオレイックひまわり油で127.3 gです。

下の石けん(この油脂が油脂全体の20%を占める)で、一方に合わせて苛性ソーダを量り、計算し直さずにもう一方を入れると、スーパーファットは次のように変わります:

苛性ソーダを量った油脂使った油脂スーパーファット
ひまわり油ハイオレイックひまわり油4.7 %ほとんど変わらない
ハイオレイックひまわり油ひまわり油5.3 %ほとんど変わらない

スーパーファットは、苛性ソーダが鹸化せずに残す油脂の割合で、ここでは5%で設定しています。0を下回ると、油脂が反応できる量より苛性ソーダが多くなります。実際に手元にある油脂を苛性ソーダ計算ツールに入れれば、その油脂に合わせた苛性ソーダの量を計算します。

どちらかで作った同じ石けん

この石けん:どちらか一方を20%、スーパーファット5%、油脂1,000 g。 残り:オリーブオイル35%、ココナッツオイル25%、シアバター20%。

ひまわり油を使用ハイオレイックひまわり油を使用一般的な範囲
水酸化ナトリウム(g)139.1138.7
硬さ373629–54
洗浄力171712–22
コンディショニング596044–69
泡立ち171714–46
クリーミーな泡201916–48
ヨウ素価685941–70
INS値137146136–165
リノール酸とリノレン酸(%)18.58.1

ひまわり油を使った石けんを開く ハイオレイックひまわり油を使った石けんを開く

脂肪酸組成

脂肪酸ひまわり油ハイオレイックひまわり油
パルミチン酸 C16:0 6.3 (5–7.6) 3.8 (2.6–5)
ステアリン酸 C18:0 4.6 (2.7–6.5) 4.6 (2.9–6.2)
オレイン酸 C18:1 26.7 (14–39.4) 82.9 (75–90.7)
リノール酸 C18:2 61.2 (48.3–74) 9.6 (2.1–17)
ベヘン酸 C22:0 0.9 (0.3–1.5) 1.1 (0.5–1.6)

計算ツールが各油脂に使っている値(脂肪酸全体に対する%)。括弧内は公表範囲です。

ガイド

その他の比較

数値の出典

各数値の根拠となる引用と各出典の注記は、英語のページに出典の原文のまま掲載しています。翻訳した引用は元の文書と照合できないためです。