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JA
普段使いの石けん

レモン、アナトー、ココアのリニアスワール石けん

スラブから切り出した四角い石けんで、上面にレモンの皮の粒が散ったオレンジ、ココアブラウン、クリーム色のS字のスワールがあるものと、半分に切ったレモン、アナトーシード、ココアパウダー。背景は青

生のレモン果汁と皮で作るパーム不使用の石けんを、アナトーのオレンジ、ココアの茶色、クリーム色に分け、スラブ全体にリニアスワールを描きます。最も豊かな色を出すためにジェル化させ、ベルガモットとリツエアクベバで香りづけしています。

難易度
中級
製法
コールドプロセス(CP法)
バッチ
油脂1000 g 約1497 gの石けん生地
作業時間
1時間30分
熟成
6週間
ジェル化
させる 型を保温する
計算ツールで開く

リストに保存

マイリスト

用意するもの

油脂1000 g分(深さ4.5 cm以上の20 cm(8 in)角のスラブ型がいっぱいになる量)。液体も含め、すべて重さで量ります。

オリーブオイル(バージン・精製・ピュア) · 28.0 % 280 g 9.88 oz
ココナッツオイル · 22.0 % 220 g 7.76 oz
米ぬか油 · 16.0 % 160 g 5.64 oz
スイートアーモンドオイル · 14.0 % 140 g 4.94 oz
シアバター · 12.0 % 120 g 4.23 oz
カカオバター · 8.0 % 80 g 2.82 oz
水酸化ナトリウム(NaOH) · 苛性ソーダ、純度100% 140.3 g 4.95 oz
精製水 · 濃度36 %の苛性ソーダ水溶液にする分 252.1 g 8.89 oz
レモン果汁(生、こしたもの) · レモン約2個分、室温で。レシピの水分の一部で、そのクエン酸の分だけ苛性ソーダを増やしている 60 g 2.12 oz
レモンの皮(細かくすりおろしたもの) · 黄色い部分のみ。果汁に混ぜる 6 g 0.21 oz
アナトーシード · 小さじ1, 前もって別のスイートアーモンドオイル20 gで浸出させてこす。その油15 gを、レシピのアーモンドオイルの一部としてオレンジのピッチャーに入れる 2.1 g 0.07 oz
ココアパウダー(無糖) · 小さじ2, 茶色のピッチャーのみ。レシピのスイートアーモンドオイル15 gに分散させる 3.6 g 0.13 oz
酸化チタン · 小さじ1, 白のピッチャーのみ。レシピのスイートアーモンドオイル15 gに分散させる 4.7 g 0.17 oz
スイートアーモンドオイル(アナトーの浸出用) · レシピとは別に用意する。こした油15 gを、レシピのアーモンドオイルの一部としてオレンジのピッチャーに入れる 20 g 0.71 oz
イソプロピルアルコール91%以上、スプレーボトル入り · ソーダアッシュを防ぐため表面に軽く吹きつける。火の気から十分に離して使う 30 mL
ベルガモット精油 · 油脂の1.5 %、トレース時に 15 g 0.53 oz
リツエアクベバ精油(メイチャン) · 油脂の1.5 %、トレース時に 15 g 0.53 oz
スーパーファット
5 %
温度
油脂と苛性ソーダ水溶液を41〜43 °C(105〜110 °F)に、レモン果汁は室温に

計算ツールで分量や配合を変更する

作り方

  1. アナトーを前もって浸出させる

    一日以上前に、アナトーシード小さじ一杯を、レシピとは別のスイートアーモンドオイル20 gと一緒に小さな瓶に入れます。瓶を湯を張った鍋に立てて最も弱い火にかけ、油に温度計を入れて約49 °C(120 °F)に保ちながら4時間置きます。約54 °C(130 °F)を超えるとシードが焦げます。直火で温めたり、その場を離れたりすることは絶対にしないでください。目の細かい布でこします。
  2. 準備する

    ゴーグル、手袋、長袖を着用し、窓を開けます。スラブ型にシートを敷いて一日置いておける場所に水平に置き、注ぎ口のあるピッチャー三つ、泡立て器、菜箸を手の届くところに用意します。
  3. レモンを用意する

    レモン約2個分の果汁をしぼってこし、60 gを量ります。一個分の黄色い皮、約6 gを細かくすりおろし、果汁に混ぜます。室温に置いておいてください。冷たい果汁はカカオバターを冷やし、生地に早くとろみをつけてしまいます。
  4. 各ピッチャーの油を用意する

    スイートアーモンドオイルは140 g全量ではなく125 gを量ります。残りはアナトーの浸出油15 gで置き換えるからです。その15 gをオレンジ用のピッチャーに入れます。125 gのうち15 gには茶色用のピッチャーでココアを、別の15 gには白用のピッチャーで酸化チタンを、白い皿に塗りつけても粒が見えなくなるまで混ぜます。
  5. 苛性ソーダ水溶液を作る

    空気の流れがある場所で、水酸化ナトリウム140.3 gを水252.1 gにゆっくり入れ、透明になるまで混ぜます。逆に水を苛性ソーダに注ぐことは絶対にしないでください。レシピの残りの水分はレモン果汁が補います。ラベルを貼って手の届かない場所に置き、41〜43 °C(105〜110 °F)まで冷まします。
  6. 油脂を溶かして香りを加える

    ココナッツオイル、カカオバター、シアバターを穏やかに溶かし、オリーブオイル、米ぬか油、残りのアーモンドオイルを加え、透明なまま41〜43 °C(105〜110 °F)に保ちます。ベルガモットとリツエアクベバの精油を混ぜ入れます。
  7. ごくゆるいトレースまで混ぜる

    苛性ソーダ水溶液をブレンダーの軸に伝わせて注ぎ、軽く打ちつけて空気を抜き、生地がなめらかになって、ゆるい生クリームのようにとろみがつき始めるまでだけ、短く回します。
  8. レモンを加える

    果汁と皮を注ぎ入れ、生地になじんで見えなくなるまで数回回します。温かみのある黄色になります。
  9. 三等分する

    それぞれのピッチャーに約480 gずつ生地を注ぎ、オレンジ、茶色、クリーム色にそれぞれなめらかに泡立て器で混ぜます。
  10. S字に流す

    各色をゆるいS字のリボン状に、太いものや細いものを交えて型の底全体に流し、各ピッチャーの約半分を使います。
  11. 線を流す

    残りを型の一方の側からもう一方の側へ細い線で流します。すべて同じ方向に、毎回色を変えながら、表面がおおわれるまで続けます。
  12. 線を横切ってスワールする

    一隅で菜箸を底まで差し込み、線を横切るようにS字に往復させながら、線に沿って反対側まで進みます。
  13. 線に沿ってスワールする

    最初の隅に戻り、今度は線に沿って長いS字に菜箸を引きながら、反対側へ進みます。そこでやめてください。それ以上通すと色がぼやけます。
  14. ジェル化させるためにおおう

    型を打ちつけ、火の気のない場所で、ソーダアッシュを防ぐためにイソプロピルアルコールを表面に軽く吹きつけ、板とタオルでおおって(室温が約24 °C(75 °F)未満ならタオルを二枚にして)、一日置きます。ココアが豊かな茶色になるにはしっかりジェル化させる必要があり、ほかの色もそのほうが明るく出ます。
  15. 型出しとカット

    2日後、しっかりしたら手袋をして型から出し、一方向に三列、もう一方向に四列に切って、スラブを12個にカットします。
  16. 熟成させる

    直射日光の当たらない場所で、間に空気が通るように石けんを立てて並べ、数日おきに向きを変えながら6週間熟成させます。

コツ

  • レモン果汁はクエン酸を5%近く含み、それが苛性ソーダを消費するので、計量リストには油脂だけに必要な量より少し多い水酸化ナトリウムが入っています。果汁を入れない場合は、計算ツールでも果汁を外し、苛性ソーダの量も一緒に下がるようにしてください。
  • レモンの香りを保つのはリツエアクベバです。ベルガモットは作った日には明るく香りますが、消えていきます。Faiolaのブレンドは油脂の7%を超えていましたが、3%でもはっきりレモンらしい香りで、リツエアクベバはIFRAの上限である石けんの約1.7%を十分に下回ります。
  • 皮は黄色い部分だけを、できるだけ細かくすりおろしてください。粗いかけらは肌をひっかきます。
  • 線を流す前に生地にとろみがついてしまったら、残りをスプーンでぽってりとのせ、菜箸は二回目の通し方だけにします。スワールは幅広くなりますが、台なしにはなりません。

この石けんを作る理由

見た目のために作る石けんです。三つの天然の色をスラブ全体に細い線として描くもので、リニアスワールの練習にも向いています。その下は、当サイトの指標で洗浄力15、コンディショニング60のやさしい普段使いの石けんで、シアバターとカカオバターで硬さを保っており、普通肌から乾燥肌や毎日の洗浄に向いています。レモン果汁にはクエン酸が約5%含まれ(Pennistonら)、苛性ソーダがそれを中和するので、計算ツールはその分の水酸化ナトリウムを少し加えます。皮は細かな黄色の粒になります。レモン自体の香りは石けんの中では消えてしまうので、香りはリツエアクベバが担います。オレンジ色はレッドレスターチーズの色づけに使われる種子、アナトーから、茶色はココアからで、ジェル化させると深まります。色とレモンは楽しみのためのもので、洗い流す石けんでは、マイルドな石けんにできないことをするわけではありません。

この種類の石けんについて、伝統、作り手の経験、研究がそれぞれ何を伝えているかを、どれにあたるかを明記して紹介しています。医学的な助言ではありません。また、皮膚の病気を治す石けんはありません。皮膚の病気がある場合は、医師または薬剤師に相談してください。

数値から分かること

  • ラウリン酸 10.8 %
  • ミリスチン酸 4.3 %
  • パルミチン酸 12.2 %
  • ステアリン酸 9.8 %
  • オレイン酸 46.0 %
  • リノール酸 13.3 %
  • その他 4.5 %

飽和:不飽和 40 : 60

硬さ 37 29–54
洗浄力 15 12–22
コンディショニング 60 44–69
泡立ち 15 14–46
クリーミーな泡 22 16–48

上の油脂の脂肪酸組成から計算しています。範囲は石けん作りの世界で定着した目安であり、化学ではありません。範囲から外れた石けんが間違っているわけではありません。

ガイドから

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この配合の根拠

以下の出典付きの注記と、引用している文書のタイトルは原文の言語のまま掲載しています。翻訳した引用では文書を探せず、翻訳した技術的な要約は、もはや文書と照合した要約ではなくなるためです。

Adapted from Anne-Marie Faiola's lemon linear swirls: her olive, rice bran and sweet almond oils with the palm and palm kernel replaced by more coconut oil, cocoa butter and shea butter, fresh lemon juice and zest at thin trace, and annatto, cocoa and white thirds swirled in a slab and gelled. We use a 31 % lye solution so the white stays clear of glycerin rivers in a full gel, count the lemon's citric acid in the lye, and cut her scent from more than 7 % of the oils to 3 %.

配合はAnne-Marie Faiola『Pure Soapmaking』 (Storey Publishing, 2016)をもとにアレンジしたものです。作り方と注記は当サイトによるものです。

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