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石けん作りでの比較

石けん作りでのオリーブオイルとキャノーラ油の比較

キャノーラ油は、オリーブオイルの代わりになる安価で色の淡い油で、Faiolaによればトレースが遅くなり、より白い石けんになります。より柔らかく(単独で使った場合の硬さは17に対して7)、リノレン酸を0.6%に対して9.5%含みます。リノレン酸は一般的な脂肪酸の中で最も酸化しやすく、そのためオレンジスポット(DOS)の原因をキャノーラ油に求める作り手もいます。必要な苛性ソーダの差は1.3%で、下の石けんで置き換えるとスーパーファットは4.5%になります。

オリーブオイル(バージン・精製・ピュア) キャノーラ油(低エルカ酸菜種油) 他の油脂とも比較する

オリーブオイル キャノーラ油

公表値

オリーブオイルキャノーラ油
鹸化価, mg KOH/g184–196182–193
計算ツールで使う値, mg KOH/g190.0 (中間値)187.5 (中間値)
鹸化価(NaOH換算), g/g0.13540.1337
ヨウ素価, g I₂/100 g75–94105–126
INS値(鹸化価 − ヨウ素価)10672
融点, °C——
不けん化物, %≤ 1.5≤ 2
石けんのラベルでの表示名Sodium OlivateSodium Canolate

それぞれ単独で使った場合

オリーブオイルキャノーラ油一般的な範囲
硬さ17729–54
洗浄力0012–22
コンディショニング829344–69
泡立ち0014–46
クリーミーな泡17716–48

1種類のオイルの硬さ、洗浄力などの値は、計算ツールがレシピについて表示するのと同じ計算を、そのオイル1種類に当てはめたものです。そのオイルがブレンドにもたらすものを説明しますが、そのオイルだけで作った石けんの使い心地を予測するものではありません。

一方をもう一方に置き換えた場合

同じ重さなら、キャノーラ油に必要な苛性ソーダはオリーブオイルより1.3%少なくなります。 油脂1 kgをスーパーファット5%で作る場合、水酸化ナトリウムはオリーブオイルで128.7 g、キャノーラ油で127.0 gです。

下の石けん(この油脂が油脂全体の45%を占める)で、一方に合わせて苛性ソーダを量り、計算し直さずにもう一方を入れると、スーパーファットは次のように変わります:

苛性ソーダを量った油脂使った油脂スーパーファット
オリーブオイルキャノーラ油4.5 %計算し直す
キャノーラ油オリーブオイル5.5 %計算し直す

スーパーファットは、苛性ソーダが鹸化せずに残す油脂の割合で、ここでは5%で設定しています。0を下回ると、油脂が反応できる量より苛性ソーダが多くなります。実際に手元にある油脂を苛性ソーダ計算ツールに入れれば、その油脂に合わせた苛性ソーダの量を計算します。

どちらかで作った同じ石けん

この石けん:どちらか一方を45%、スーパーファット5%、油脂1,000 g。 残り:ココナッツオイル25%、シアバター25%、ひまし油5%。

オリーブオイルを使用キャノーラ油を使用一般的な範囲
水酸化ナトリウム(g)138.4137.6
硬さ393529–54
洗浄力171712–22
コンディショニング576244–69
泡立ち212114–46
クリーミーな泡262216–48
ヨウ素価587141–70
INS値147132136–165
リノール酸とリノレン酸(%)8.116.7

オリーブオイルを使った石けんを開く キャノーラ油を使った石けんを開く

脂肪酸組成

脂肪酸オリーブオイルキャノーラ油
パルミチン酸 C16:0 13.8 (7.5–20) 4.8 (2.5–7)
パルミトレイン酸 C16:1 1.9 (0.3–3.5) 0.3 (0–0.6)
ステアリン酸 C18:0 2.8 (0.5–5) 1.9 (0.8–3)
オレイン酸 C18:1 69.0 (55–83) 60.5 (51–70)
リノール酸 C18:2 12.3 (3.5–21) 22.5 (15–30)
α-リノレン酸 C18:3 n-3 0.6 (0–1.2) 9.5 (5–14)
アラキジン酸 C20:0 0.3 (0–0.6) 0.7 (0.2–1.2)
ガドレイン酸 C20:1 0.2 (0–0.4) 2.2 (0.1–4.3)
エルカ酸 C22:1 0.0 1.0 (0–2)

計算ツールが各油脂に使っている値(脂肪酸全体に対する%)。括弧内は公表範囲です。

ガイド

その他の比較

数値の出典

各数値の根拠となる引用と各出典の注記は、英語のページに出典の原文のまま掲載しています。翻訳した引用は元の文書と照合できないためです。

オリーブオイル(バージン・精製・ピュア)

Codex Alimentarius Commission (FAO/WHO) — CODEX STAN 33-1981 Standard for Olive Oils and Olive Pomace Oils (revised 1989, 2003, 2015; amended 2009, 2013) - 2015 print · 文書の日付:2015 · 2026-09-20閲覧
Ministry of Health, Labour and Welfare, Japan (Japanese Pharmacopoeia, 18th Edition, English version) — JP XVIII, Crude Drugs and Related Drugs (official monographs) · 文書の日付:2021-06-07 · 2026-09-20閲覧
Gustav Heess GmbH (oil producer/refiner), product specification sheet — Product Specification: Olive oil refined Ph. Eur. 12 (Reg-No. Sp210031j) · 文書の日付:2026-01-21 · 2026-09-20閲覧

キャノーラ油(低エルカ酸菜種油)

Gustav Heess GmbH (oil producer/refiner), product specification sheet — Product Specification: Rapeseed oil refined solvent extracted Ph. Eur. 12 (Reg-No. Sp214031f) · 文書の日付:2026-01-21 · 2026-09-20閲覧