石けん作りの代替油脂
石けん作りでパーム核油の代わりになる油脂
パーム核油はアブラヤシの種子から搾るラウリン酸系の油脂で、下の石けんで最もよく代わりになるのはババスオイル、次いでコフーンオイルとココナッツオイルです。パーム不使用の石けんにできるのもババスオイルです。三つとも必要な苛性ソーダはパーム核油よりやや多いため、パーム核油に合わせて苛性ソーダを量ってココナッツオイルを入れると、スーパーファットは5%ではなく6.3%になります。残る油脂が増える方向なので、こちらは安全な側の誤差です。
比較に使う石けん
代替油脂(近い順)
| 代替油脂 | 水酸化ナトリウム(g) | 苛性ソーダを変えない場合 |
|---|---|---|
| 1ババスオイル | 137.6 | 5.6 %計算し直す |
| 2コフーンオイル | 138.3 | 6.1 %計算し直す |
| 3ココナッツオイル | 138.6 | 6.3 %計算し直す |
| 4何も入れない:オリーブオイルがその分を補う | 127.4 | −1.9 %苛性ソーダ過多:計算し直さずに絶対に置き換えないでください |
「苛性ソーダを変えない場合」:元の石けんに合わせて量った水酸化ナトリウムを、代替油脂と合わせたときのスーパーファットです(設定は5%)。苛性ソーダの各数値から、その石けんを苛性ソーダ計算ツールで開くと、苛性ソーダの量を計算します。
並べて比較: ココナッツオイルとパーム核油 ババスオイルとパーム核油
それぞれが石けんに与える変化
| 硬さ | 洗浄力 | コンディショニング | 泡立ち | クリーミーな泡 | ヨウ素価 | INS値 | リノール酸とリノレン酸(%) | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| そのまま(パーム核油を使用) | 37 | 17 | 61 | 21 | 24 | 61 | 140 | 8.5 |
| ババスオイル | 37 | 17 | 61 | 21 | 25 | 61 | 143 | 8.9 |
| コフーンオイル | 36 | 16 | 60 | 20 | 25 | 60 | 144 | 8.4 |
| ココナッツオイル | 37 | 17 | 59 | 21 | 25 | 59 | 146 | 8.4 |
| 何も入れない:オリーブオイルがその分を補う | 22 | 0 | 77 | 4 | 26 | 78 | 110 | 11.2 |
| 一般的な範囲 | 29–54 | 12–22 | 44–69 | 14–46 | 16–48 | 41–70 | 136–165 |
「近い」とは、これらの数値の変化の合計が最も小さいことを意味し、各数値の変化はその通常の範囲の幅に対して数えます。苛性ソーダ計算ツールの置き換え提案と同じ数え方です。これは慣例であり、石けんの良し悪しの判定ではありません。数値上は一致するバターでも、融点が低かったり、ひび割れたり、においが出たりすることがあります。それについては上の補足とガイドで扱っています。
ガイド
その他の油脂の代替
数値の出典
ここの数値はすべて油脂のデータから計算しており、出典はそれぞれのページにあります: