石けん作りの代替油脂
石けん作りでキャノーラ油の代わりになる油脂
キャノーラ油は少量の配合で使われる安価な液体油脂です。下の石けんで数値の上で最も近い代替は普通のひまわり油、スイートアーモンドオイル、大豆油ですが、ひまわり油と大豆油はリノール酸が多く、石けんのリノール酸とリノレン酸の合計は12.6%に対して18.5%となり、石けんの持ちが悪くなります。ハイオレイックひまわり油は石けんの値をもう少し大きく変えますが、長持ちし、合計は8.1%です。
比較に使う石けん
代替油脂(近い順)
| 代替油脂 | 水酸化ナトリウム(g) | 苛性ソーダを変えない場合 |
|---|---|---|
| 1ひまわり油 | 139.1 | 5.3 %ほとんど変わらない |
| 2スイートアーモンドオイル | 139.7 | 5.7 %計算し直す |
| 3大豆油 | 139.3 | 5.4 %ほとんど変わらない |
| 4ハイオレイックひまわり油 | 138.7 | 5.0 %ほとんど変わらない |
| 5米ぬか油 | 138.9 | 5.2 %ほとんど変わらない |
| 6何も入れない:オリーブオイルがその分を補う | 139.0 | 5.2 %ほとんど変わらない |
「苛性ソーダを変えない場合」:元の石けんに合わせて量った水酸化ナトリウムを、代替油脂と合わせたときのスーパーファットです(設定は5%)。苛性ソーダの各数値から、その石けんを苛性ソーダ計算ツールで開くと、苛性ソーダの量を計算します。
並べて比較: キャノーラ油と大豆油
それぞれが石けんに与える変化
| 硬さ | 洗浄力 | コンディショニング | 泡立ち | クリーミーな泡 | ヨウ素価 | INS値 | リノール酸とリノレン酸(%) | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| そのまま(キャノーラ油を使用) | 36 | 17 | 60 | 17 | 19 | 65 | 139 | 12.6 |
| ひまわり油 | 37 | 17 | 59 | 17 | 20 | 68 | 137 | 18.5 |
| スイートアーモンドオイル | 36 | 17 | 61 | 17 | 19 | 62 | 145 | 11.2 |
| 大豆油 | 38 | 17 | 59 | 17 | 21 | 68 | 137 | 18.4 |
| ハイオレイックひまわり油 | 36 | 17 | 60 | 17 | 19 | 59 | 146 | 8.1 |
| 米ぬか油 | 39 | 17 | 57 | 17 | 22 | 63 | 142 | 12.8 |
| 何も入れない:オリーブオイルがその分を補う | 38 | 17 | 58 | 17 | 21 | 59 | 146 | 8.8 |
| 一般的な範囲 | 29–54 | 12–22 | 44–69 | 14–46 | 16–48 | 41–70 | 136–165 |
「近い」とは、これらの数値の変化の合計が最も小さいことを意味し、各数値の変化はその通常の範囲の幅に対して数えます。苛性ソーダ計算ツールの置き換え提案と同じ数え方です。これは慣例であり、石けんの良し悪しの判定ではありません。数値上は一致するバターでも、融点が低かったり、ひび割れたり、においが出たりすることがあります。それについては上の補足とガイドで扱っています。
ガイド
その他の油脂の代替
数値の出典
ここの数値はすべて油脂のデータから計算しており、出典はそれぞれのページにあります: