石けん作りの代替油脂
石けん作りでひまわり油の代わりになる油脂
普通のひまわり油は、Codex規格ではリノール酸が48.3〜74%で、数値の上で最も近い大豆油とグレープシードオイルも、保存期間が短いという点で同じです。よりよい代替はオレイン酸の多い油で、ミッドオレイックひまわり油、ハイオレイックひまわり油、ハイオレイック紅花油を使うと、下の石けんのリノール酸とリノレン酸の合計は18.5%からそれぞれ12.6%、8.1%、9.2%に下がります。どれも苛性ソーダの量は問題になるほど変わりません。
比較に使う石けん
代替油脂(近い順)
| 代替油脂 | 水酸化ナトリウム(g) | 苛性ソーダを変えない場合 |
|---|---|---|
| 1大豆油 | 139.3 | 5.1 %ほとんど変わらない |
| 2グレープシードオイル | 139.1 | 5.0 %ほとんど変わらない |
| 3キャノーラ油 | 138.6 | 4.7 %ほとんど変わらない |
| 4ミッドオレイックひまわり油 | 139.1 | 5.0 %ほとんど変わらない |
| 5ハイオレイック紅花油 | 139.0 | 4.9 %ほとんど変わらない |
| 6ハイオレイックひまわり油 | 138.7 | 4.7 %ほとんど変わらない |
| 7何も入れない:オリーブオイルがその分を補う | 139.0 | 4.9 %ほとんど変わらない |
「苛性ソーダを変えない場合」:元の石けんに合わせて量った水酸化ナトリウムを、代替油脂と合わせたときのスーパーファットです(設定は5%)。苛性ソーダの各数値から、その石けんを苛性ソーダ計算ツールで開くと、苛性ソーダの量を計算します。
並べて比較: ひまわり油とハイオレイックひまわり油
それぞれが石けんに与える変化
| 硬さ | 洗浄力 | コンディショニング | 泡立ち | クリーミーな泡 | ヨウ素価 | INS値 | リノール酸とリノレン酸(%) | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| そのまま(ひまわり油を使用) | 37 | 17 | 59 | 17 | 20 | 68 | 137 | 18.5 |
| 大豆油 | 38 | 17 | 59 | 17 | 21 | 68 | 137 | 18.4 |
| グレープシードオイル | 37 | 17 | 59 | 17 | 20 | 70 | 135 | 19.9 |
| キャノーラ油 | 36 | 17 | 60 | 17 | 19 | 65 | 139 | 12.6 |
| ミッドオレイックひまわり油 | 37 | 17 | 60 | 17 | 19 | 64 | 142 | 12.6 |
| ハイオレイック紅花油 | 36 | 17 | 60 | 17 | 19 | 60 | 145 | 9.2 |
| ハイオレイックひまわり油 | 36 | 17 | 60 | 17 | 19 | 59 | 146 | 8.1 |
| 何も入れない:オリーブオイルがその分を補う | 38 | 17 | 58 | 17 | 21 | 59 | 146 | 8.8 |
| 一般的な範囲 | 29–54 | 12–22 | 44–69 | 14–46 | 16–48 | 41–70 | 136–165 |
「近い」とは、これらの数値の変化の合計が最も小さいことを意味し、各数値の変化はその通常の範囲の幅に対して数えます。苛性ソーダ計算ツールの置き換え提案と同じ数え方です。これは慣例であり、石けんの良し悪しの判定ではありません。数値上は一致するバターでも、融点が低かったり、ひび割れたり、においが出たりすることがあります。それについては上の補足とガイドで扱っています。
ガイド
その他の油脂の代替
数値の出典
ここの数値はすべて油脂のデータから計算しており、出典はそれぞれのページにあります: