石けん作りの代替油脂
石けん作りでパーム油の代わりになる油脂
パーム油はパルミチン酸によって石けんに硬さとクリーミーな泡を与えますが、これは飽和脂肪酸の多い油脂ならほとんど何でも補えます。下の石けんで数値の上で最も近いのはマンゴーバターですが、パーム油より融点が低く、Faiolaによれば実際には硬さはあまり増えません。次に近いのが牛脂で、苛性ソーダの量はほとんど変わりません。ヴィーガンの石けんなら、シアバターとカカオバターを半量ずつ使うと、硬さはパーム油の45に対して46、水酸化ナトリウムは144.1 gではなく141.8 gになります。
比較に使う石けん
代替油脂(近い順)
| 代替油脂 | 水酸化ナトリウム(g) | 苛性ソーダを変えない場合 |
|---|---|---|
| 1マンゴーバター | 142.5 | 3.9 %計算し直す |
| 2牛脂 | 143.4 | 4.5 %ほとんど変わらない |
| 3シアバターとカカオバターを半量ずつ | 141.8 | 3.4 %計算し直す |
| 4シアバター | 140.8 | 2.7 %計算し直す |
| 5ラード | 143.7 | 4.7 %ほとんど変わらない |
| 6サルバター | 141.7 | 3.4 %計算し直す |
| 7コクムバター | 142.1 | 3.6 %計算し直す |
| 8カカオバター | 142.8 | 4.1 %計算し直す |
| 9何も入れない:オリーブオイルがその分を補う | 142.2 | 3.7 %計算し直す |
「苛性ソーダを変えない場合」:元の石けんに合わせて量った水酸化ナトリウムを、代替油脂と合わせたときのスーパーファットです(設定は5%)。苛性ソーダの各数値から、その石けんを苛性ソーダ計算ツールで開くと、苛性ソーダの量を計算します。
並べて比較: パーム油と牛脂 パーム油とラード パーム油とシアバター パーム油とカカオバター
それぞれが石けんに与える変化
| 硬さ | 洗浄力 | コンディショニング | 泡立ち | クリーミーな泡 | ヨウ素価 | INS値 | リノール酸とリノレン酸(%) | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| そのまま(パーム油を使用) | 45 | 21 | 51 | 21 | 25 | 52 | 161 | 8.9 |
| マンゴーバター | 45 | 20 | 49 | 20 | 25 | 50 | 161 | 6.6 |
| 牛脂 | 46 | 22 | 48 | 22 | 24 | 50 | 161 | 7.2 |
| シアバターとカカオバターを半量ずつ | 46 | 20 | 49 | 20 | 26 | 50 | 160 | 7.2 |
| シアバター | 44 | 20 | 52 | 20 | 24 | 52 | 156 | 7.5 |
| ラード | 43 | 21 | 52 | 21 | 22 | 54 | 158 | 8.5 |
| サルバター | 46 | 20 | 47 | 20 | 26 | 48 | 161 | 6.2 |
| コクムバター | 48 | 21 | 48 | 21 | 27 | 47 | 163 | 5.7 |
| カカオバター | 49 | 20 | 47 | 20 | 28 | 48 | 163 | 6.9 |
| 何も入れない:オリーブオイルがその分を補う | 36 | 20 | 60 | 20 | 15 | 62 | 148 | 9.5 |
| 一般的な範囲 | 29–54 | 12–22 | 44–69 | 14–46 | 16–48 | 41–70 | 136–165 |
「近い」とは、これらの数値の変化の合計が最も小さいことを意味し、各数値の変化はその通常の範囲の幅に対して数えます。苛性ソーダ計算ツールの置き換え提案と同じ数え方です。これは慣例であり、石けんの良し悪しの判定ではありません。数値上は一致するバターでも、融点が低かったり、ひび割れたり、においが出たりすることがあります。それについては上の補足とガイドで扱っています。
ガイド
その他の油脂の代替
数値の出典
ここの数値はすべて油脂のデータから計算しており、出典はそれぞれのページにあります: