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石けん作りの代替油脂

石けん作りでカカオバターの代わりになる油脂

カカオバターの硬さはパルミチン酸とステアリン酸がほぼ同量ずつ合わさったもので、これに最もよく合うのは三種類の種子バターです。コクムバター、イリッペバター、サルバターのどれを使っても、下の石けんの値はカカオバターのときとの差が一ポイント以内に収まり、苛性ソーダの量も問題になるほどは変わりません。コクムバターとサルバターは香りのないカカオバターのように働きますが、脂肪酸組成はそれぞれ1939年と1978年に行われた一度ずつの分析によるものなので、近さは目安として扱ってください。

比較に使う石けん

  • カカオバター15 %
  • オリーブオイル55 %
  • ココナッツオイル25 %
  • ひまし油5 %
NaOH · 1000 g · スーパーファット 5 % 139.9 g

この石けん:カカオバター15%、スーパーファット5%、油脂1,000 g。残り:オリーブオイル55%、ココナッツオイル25%、ひまし油5%。このままでは水酸化ナトリウムが139.9 g必要です。

この石けんを苛性ソーダ計算ツールで開く

代替油脂(近い順)

代替油脂水酸化ナトリウム(g)苛性ソーダを変えない場合
1コクムバター 139.5 4.7 %ほとんど変わらない
2イリッペバター 139.6 4.8 %ほとんど変わらない
3サルバター 139.3 4.6 %ほとんど変わらない
4マンゴーバター 139.7 4.9 %ほとんど変わらない
5牛脂 140.2 5.2 %ほとんど変わらない
6パーム油 140.5 5.4 %ほとんど変わらない
7シアバター 138.9 4.3 %計算し直す
8何も入れない:オリーブオイルがその分を補う 139.6 4.8 %ほとんど変わらない

「苛性ソーダを変えない場合」:元の石けんに合わせて量った水酸化ナトリウムを、代替油脂と合わせたときのスーパーファットです(設定は5%)。苛性ソーダの各数値から、その石けんを苛性ソーダ計算ツールで開くと、苛性ソーダの量を計算します。

並べて比較: パーム油とカカオバター シアバターとカカオバター カカオバターとマンゴーバター カカオバターとコクムバター

それぞれが石けんに与える変化

硬さ洗浄力コンディショニング泡立ちクリーミーな泡ヨウ素価INS値 リノール酸とリノレン酸(%)
そのまま(カカオバターを使用) 381758212658148 8.4
コクムバター 381759222558148 7.8
イリッペバター 391757212658148 7.9
サルバター 371758212559147 8.1
マンゴーバター 371759212460147 8.3
牛脂 371859222460147 8.6
パーム油 371760222461147 9.4
シアバター 361760212361144 8.7
何も入れない:オリーブオイルがその分を補う 321765211966141 9.7
一般的な範囲 29–5412–2244–6914–4616–4841–70136–165

「近い」とは、これらの数値の変化の合計が最も小さいことを意味し、各数値の変化はその通常の範囲の幅に対して数えます。苛性ソーダ計算ツールの置き換え提案と同じ数え方です。これは慣例であり、石けんの良し悪しの判定ではありません。数値上は一致するバターでも、融点が低かったり、ひび割れたり、においが出たりすることがあります。それについては上の補足とガイドで扱っています。

ガイド

その他の油脂の代替

数値の出典

ここの数値はすべて油脂のデータから計算しており、出典はそれぞれのページにあります: