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パーム不使用

パーム不使用の定番石けん

クリーミーなアイボリー色のパーム不使用の石けん三個。横にオリーブオイルの小さなジャグ、シアバターの皿、ローズマリーの小枝。背景は紫

パーム油を使わない当サイトの普段使いの石けんです。オリーブオイル、ココナッツオイル、ひまし油に、パーム油が担っていた硬さをシアバターで、日持ちのよさをハイオレイックひまわり油で補います。ラベンダーとローズマリーでほのかに香りをつけます。

難易度
初級
製法
コールドプロセス(CP法)
バッチ
油脂1000 g 約1459 gの石けん生地
作業時間
1時間
熟成
5週間
ジェル化
どちらでも ジェル化してもしなくてもよい
計算ツールで開く

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マイリスト

用意するもの

油脂1000 g分(容量1.5リットルのローフ型がいっぱいになる量)。液体も含め、すべて重さで量ります。

オリーブオイル(バージン・精製・ピュア) · 40.0 % 400 g 14.11 oz
ココナッツオイル · 25.0 % 250 g 8.82 oz
シアバター · 20.0 % 200 g 7.05 oz
ひまし油 · 5.0 % 50 g 1.76 oz
ハイオレイックひまわり油 · 10.0 % 100 g 3.53 oz
水酸化ナトリウム(NaOH) · 苛性ソーダ、純度100% 138.5 g 4.88 oz
精製水 · 濃度33 %の苛性ソーダ水溶液にする分 275.2 g 9.71 oz
乳酸ナトリウム(60%溶液) · 苛性ソーダ水溶液が透明になってから混ぜ入れる。ローフがより固くなる 15 g 0.53 oz
ラベンダー精油 · 油脂の2.0 %、トレース時に 20 g 0.71 oz
ローズマリー精油 · 油脂の1.0 %、トレース時に 10 g 0.35 oz
スーパーファット
5 %
温度
油脂と苛性ソーダ水溶液はそれぞれ32〜43 °C(90〜110 °F)

計算ツールで分量や配合を変更する

作り方

  1. 準備

    飛沫防止の保護ゴーグル、ニトリル手袋、長袖を着用し、窓を開けるか換気扇を回して、子どもとペットを部屋に入れないでください。容量1.5リットルのローフ型を、二日間置いておける水平な場所に用意します。
  2. 油脂を量る

    鍋にココナッツオイル250 gとシアバター200 g、ジャグにオリーブオイル400 g、ハイオレイックひまわり油100 g、ひまし油50 gを量ります。
  3. 残りを量る

    耐熱の苛性ソーダ用ジャグに精製水275.2 g、乾いた小さな容器に苛性ソーダ138.5 gを量ります。カップに乳酸ナトリウム15 g、小さなグラスにラベンダー精油20 gとローズマリー精油10 gを量ります。
  4. 苛性ソーダ水溶液を作る

    開けた窓のそばで、苛性ソーダを水にゆっくり注ぎ、透明になるまでかき混ぜます。水を苛性ソーダに注ぐことは絶対にしないでください。蒸気に顔を近づけないでください。乳酸ナトリウムを混ぜ入れ、ラベルを貼って、手の届かない場所で冷まします。
  5. 固形の油脂を溶かす

    ココナッツオイルとシアバターをごく弱火で透明になったところまで溶かし、オリーブオイル、ひまわり油、ひまし油を注ぎ入れます。これで温度が下がります。
  6. 温度を確かめる

    油脂が透明で、油脂と苛性ソーダ水溶液がどちらも32〜43 °C(90〜110 °F)なら次に進みます。二つの温度をそろえる必要はありません。
  7. ライトトレースまで混ぜる

    苛性ソーダ水溶液をスティックブレンダーの軸に伝わせて油脂に注ぎ、数秒回してはかき混ぜることを繰り返します。油脂の半分が液体油なので、生地にとろみがつくまで数分かかります。垂らすと表面にうっすら跡が残るまで続けてください。
  8. 精油を加える

    ラベンダー精油とローズマリー精油を注ぎ入れ、ブレンダーのスイッチを切ったまま混ぜ込んでから、二、三回短く回して生地全体に行き渡らせます。
  9. 流し込んで覆う

    型に流し込み、作業台にしっかり打ちつけて気泡を浮かせ、ふたか板と、たたんだタオルで一日覆います。温かいローフほど早く固まります。表面にひびが入り始めたら、タオルを外してください。
  10. 手袋をしたまま片付ける

    鍋と道具についた生の生地をペーパータオルでふき取ってごみ箱に捨て、すべてを熱い石けん水で洗います。
  11. 型から出して切る

    24〜48時間後、指で押してもしっかりしていて、型の側面から離れていたら、手袋をつけて型から出し、厚さ約2.5 cm(1 in)に切ります。まだやわらかいようなら、もう一日置きます。
  12. 四〜六週間熟成させる

    日の当たらない乾燥した風通しのよい場所で、指一本分の間隔をあけて石けんを立てて並べ、数日ごとに向きを変えます。四週間で使えるようになり、六週間たつとより硬く、マイルドになります。

コツ

  • スワールをするには生地が長くゆるいままである必要があるので、計算ツールの水分を苛性ソーダ濃度30%に設定します。苛性ソーダの量は変わらず、生地はゆっくり濃くなり、ローフは型の中でもう一日余分に置く必要があります。
  • 乳酸ナトリウムは入れなくてもかまいません。入れなくても同じ石けんになります。その場合は、型から出す前にローフをもう一日型に入れておいてください。
  • 精製シアバターはより白い石けんになり、それ自体のにおいはありません。未精製のシアバターはかすかにナッツのような香りがします。どちらでも作れ、計算ツールでは同じものとして扱います。
  • はじめてのバッチなら、添加物も香りもない当サイトの「はじめて作るパーム不使用の石けん」がさらに簡単です。当サイトの「ヴィーガンの硬い石けん」はシアバターの代わりにカカオバターで硬さを出し、「オリーブ・ココナッツ・パームの定番石けん」はこの石けんのパーム油入りの版です。

この石けんを作る理由

パーム油を使いたくない作り手のための、当サイトの普段使いの石けんです。硬さの面ではシアバターがパーム油の代わりをし、当サイトの指標でどの項目も範囲の中ほどに収まります(硬さ37、洗浄力17、コンディショニング60)。たいていの肌に合う、手と体用のマイルドでクリーミーな石けんです。ハイオレイックひまわり油は普通のひまわり油よりリノール酸がずっと少なく(Codex)、長い熟成の間に酸敗しにくくなります。パーム油を避ける人がいるのは、アブラヤシ農園の拡大が熱帯アジアや中南米の一部で森林破壊を招き、そこに暮らす多くの種を脅かしているからです(IUCN)。IUCNはまた、パーム油はヘクタールあたりほかの油糧作物の最大九倍の油がとれるため、置き換えても被害がなくなるのではなく、ほかへ移るだけかもしれないと指摘しています。パーム不使用の石けんは筋の通った選択ですが、良い選択だと保証されるわけではありません。

この種類の石けんについて、伝統、作り手の経験、研究がそれぞれ何を伝えているかを、どれにあたるかを明記して紹介しています。医学的な助言ではありません。また、皮膚の病気を治す石けんはありません。皮膚の病気がある場合は、医師または薬剤師に相談してください。

数値から分かること

  • ラウリン酸 12.3 %
  • ミリスチン酸 4.7 %
  • パルミチン酸 8.9 %
  • ステアリン酸 10.8 %
  • リシノール酸 4.4 %
  • オレイン酸 47.4 %
  • リノール酸 7.8 %
  • その他 5.1 %

飽和:不飽和 40 : 60

硬さ 37 29–54
洗浄力 17 12–22
コンディショニング 60 44–69
泡立ち 21 14–46
クリーミーな泡 24 16–48

上の油脂の脂肪酸組成から計算しています。範囲は石けん作りの世界で定着した目安であり、化学ではありません。範囲から外れた石けんが間違っているわけではありません。

アレンジしてみる

9種類のバリエーション

同じ石けんの一点だけを変えたものです。どれも計算ツールで開き、さらに変更できます。

ガイドから

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この配合の根拠

以下の出典付きの注記と、引用している文書のタイトルは原文の言語のまま掲載しています。翻訳した引用では文書を探せず、翻訳した技術的な要約は、もはや文書と照合した要約ではなくなるためです。

Our own formulation: the olive, coconut and castor of a classic everyday bar, with the hardness palm oil would have given taken from 20 % shea butter instead, and 10 % high-oleic sunflower oil, which keeps better than ordinary sunflower. Sodium lactate at Faiola's teaspoon per pound of oils helps the softer palm-free loaf firm up and leave the mould sooner.

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